【東京名建築】言わずと知れた名建築”東京国際フォーラム”

東京国際フォーラムの魅力に迫る!

東京駅周辺は様々な有名建築があり、建築めぐりとしては本当に楽しい場所ではありますが、その中でも1つ抜きに出て印象に残った東京国際フォーラムについて紹介します。

東京国際フォーラムって何?

この東京国際フォーラムは東京駅から徒歩5分の場所に位置し、コンサートや展示会、大会議など多目的に利用される4つのホールとガラス棟で構成された施設です。

イベントが開催されるような施設の割には、外から見ても全く想像もできないような感じです。

設計者は?

また、この東京国際フォーラムは、国際建築家連合の基準に基づいた日本初の国際公開コンペ決められた建築物という事でも有名です。
その際ウルグアイ出身のラファエル・ヴィニオリがコンペを勝ち取り、その作品となっています。

外観

整然と並ぶ4つのホールと巨大なガラス棟の配置のバランスがあまりにも良く、私自身、東京国際フォーラムが何の建物か全く知らないままここを通りましたが、空間に魅了されます。

またそれぞれの建物の間はランドスケープが広がっていて、ちょっとした休憩にも使えそうです。

写真では気が枯れていて寂れていますが、新緑の季節はこんな感じです。

広大な地下空間

この建物の魅力の1つに巨大な地下空間があります。
ガラス棟に入ると、外観からは想像もできないような地下空間が一面広がります。

中に入るとまず目に入るのは、高さが4階分ほどある果てしなく続く木製のルーバーです。
しかも垂直に立っているのではなく、5°程内側に傾けられており、それが直線ではなく、有機的な曲線を描いて並んでいます。
その巨大なルーバーの迫りくる威圧感を“木”という材質で和らげている絶妙なバランス感はもっとも好きなデザインの1つです。

ルーバーに沿って歩くと地下の広場にたどり着きます。
下についてからわかることですが、この空間が大きな楕円形の空間です。
そして、そこからはこのガラス棟の全体を見わたすことができます。天井に目をやると、巨大な天井を支えるための見事なトラス組がみられます。
天井部及び建物地上部分は全てガラスで覆われているため、太陽光をたくさん取り入れることができるので、内部は店舗以外に電球の光源はないが十分に明るいです。

天井の梁組は船底をイメージして作られたものだそうです。なのでこの地下広場は海の中というイメージとして捉えることもできます。


確かにこの建物自体、先ほどの音漏れを防ぐ事と同様に外からの音も入りません。
また地下広場は巨大であるがゆえに、自らの声、周りの音が反響することもないため、
ほとんど無音であります。
それはまさに海の底というにふさわしい空間設計となっているのではないでしょうか。
この見た目のデザインだけでなく、それをより具体的に感じれるよう機能面からもアプローチするという計算しつくされた設計であるこの空間は、非常に心地よく、様々な設計意図がありそうで興味が尽きない空間です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この建築物は全体を通して、アミューズメントパークでも博物館でもなく、ただの総合施設であるのにも関わらず、
探索欲を引き立たせる魅力的な建築物です。
巨大な建築は、ただそこに建築物があるだけで魅力に欠けるものであったり、一見したものが全貌であったりといわばパターン化されていて退屈なものが多いですが、
この東京国際フォーラムのガラス棟は、巨大建築にはふさわしくない静寂さを持ち合わせており、一見わかりやすいのかと思いきや、実は様々な工夫が凝らされており、
それを全て楽しむためには何時間なっても足りない建築物となっています。
また、天気や時間によっても雰囲気を変え、何度訪れてもその都度違った顔を見せてくれる面白い建築物であります。
私自身、目視で見たことがあるのは日本の建築物のみであるが、これほど“気になった”建築物は他にありません。
休日などに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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